スポンサーリンク

上記の広告は、30日以上更新がないブログに表示されています。
新たに記事を投稿することで、広告を消すことができます。  

Posted by のらんば長崎運営事務局  at 

2012年04月30日

夜はメキメキ 4月29日放送分

1、ミシシッピクイーン Mississippi Queen / マウンテン Mountain

1072年 悪の華 Flowers of Evil

1971年のフィルモア・イーストでのライブ音源です。
イントロのカウベルがスタジオ盤よりデカイ音で鳴り響くと、会場が大歓声に包まれます!
やはり、ミシッシッピクイーンは人気ありますね。
カウベルやタムの使い方が特徴的な個性派ドラマーのコーキー・レイング。
巨漢でワイルドなボーカルと、マイケル・シェンカーやザック・ワイルドなどのギターヒーロー達も憧れるギタリスト、レズリー・ウエスト!ライブでは得意技ピッキング・ハーモニクスが鳴りまくります。
目立たないけど、キーボードのスティーブ・ナイト!ライブではギターも弾いてサポートしますが、ミシシッピクイーンではリフの間に入る、あの特徴的なピアノのフレーズがしっかり効いてます!
それらをしっかりまとめるリーダーでプロデューサーのBa.フェリックス・パパラルディの存在感はさすがですね。

リーダーでプロデューサーのフェリックス・パパラルディ(Bass)のセンスがいたるところに光ります。


2、Fool For Your Loving / ホワイトスネイク WHITESNAKE

1980年 フール・フォー・ユア・ラビング READY AN' WILLING

4月1日放送の人事異動編でも少し書きましたが、Deep Purple 解散後、デヴィッド・カヴァデイルをロジャー・グローバーがプロデュースして、キーボードに御大ジョン・ロードを迎え、更にこのアルバムからドラムにイアン・ペイスまで参加し、かつての先輩が勢揃いしました。
しかし、なんといってもソウルフルなカヴァデイルなボーカルと、ミッキー・ムーディーとバーニー・マースデンのブルース・フィーリングたっぷりのツインギターがまた渋いんですよ!

3、アイム・セクシー Da Ya Think I'm Sexy ? / ロッド・スチュアート Rod Stewart

1978年 スーパースターはブロンドがお好き Blondes Have More Fun

ディスコブームに乗っかった、ロッドのNo.1 獲得アルバム。もちろんシングルのアイム・セクシーも No.1 !
この曲に強烈なインパクトを与えているのは、リズムセクションの力です。
出だしの強烈なギターのカッティング&ドラムと、あの印象的なベース「ベッベケ・ベッベケ・ベッベケ・ベッベケ053」のフレーズですね!
前作「明日へのキックオフ」から、ロッドのバンドのドラムはBBA のカーマイン・アピス、ベースがBlow By Blow でおなじみのフィル・チェンです。ってことは・・・Jeff Beck つながりでしょうか?


スマッシュウエキのブレイク・ポイント

今回は70年代初期にイギリスに300軒以上あったといわれるパブで活躍してた、パブロック系の人気バンド、Help Yourself の特集です。

1972年の 2nd album Starange Affair
1974年の 4th album The Return Of Ken Whaley
から、ウエキ・マスターのお気に入りを紹介します。

・Strange Affair - 2nd
・Pioneers Of The West In The Head -4th
・Brown Lady -2nd

・Movie Star - 2nd
・Blown Away -4th


さ、再びピエール・ヤンカーの選曲で、AOR系で行きましょうね。

4、I Keep Forgettin (Every Time Your Near) / マイケル・マクドナルド Michael Mc Donald

1984年 思慕(ワン・ウェイ・ハート)

う~ん、たまりませんね~。
このイントロのフェンダーRohades のほわ~っとした響きに、キレのいい16ビートのリズム!
エンディング近くで見せる、ベースとバスドラムがシンクロする3連(いや6連系かな?)の タッタカタタータ・タッタカタタータ・ウッバッウバッッバ!を、さりげなく1っ箇所だけ入れるところが、プロの技でオシャレです!

5、愛はむなしく Night Moves / マイケル・フランクス Michael Franks

1975年 THE ART OF TEA

やっぱり、AOR と言えばこの人でしょう!
僕が大学生で上京したころは、クロスオーバー~フュージョンで技巧派のスタジ・ミュージシャン全盛の頃で、STUFFやクルセイダーズが一躍注目されてました。
その頃でた、このアルバムは散々聴きまくりましたが、今でも愛聴盤です。

レコーディング・ミュージシャンの顔ぶれがまた凄くて、クルセイダーズからジョー・サンプル、ラリー・カールトン、ウイルトン・フェルダーの3人や、サックスには、デヴィッド・サンボーン、マイケル・ブレッカーなどが参加しています。
その渋い演奏の中で、力まない優しいマイケル・フランクスの声に癒されるんです。

このころ、他によく聴いてたのが、ラムゼイ・ルイス やジェフ・ベックのBlow By Blow 、ケニー・ランキンとかですね。


ということで、また来週!

  

Posted by ヤンカー  at 12:00Comments(0)

2012年04月23日

夜はメキメキ 4月22日放送分

1、ロックンロール・フーチークー ROCK AND ROLL,HOOCHIE KOO / RICK DERRINGER

1973年 All American boy
Johnny Winter & でも"Rock And Roll, Hoochie Kooが演奏されてますが、こちらのバージョンがドラムのフィルイン(おかず)の疾走感が強烈で好きです。
ジャケ写の銀色の手袋がカッコよかったですが、弾きにくいだろうなと思っていたら、バンド仲間(同級生)のエリック前山君が当時試しに手袋はめて弾いてみたそうですが、意外に大丈夫らしいですicon22


2、放浪者 TRAMP(HOW IT IS) / ストレイドッグ STRAY DOG

1973年 STRAY DOG

エマーソン・レイク&パーマーのグレッグ・レイク立ち上げたレーベル「Manticore」からの第1弾のアーティストが、このSTRAY DOG です。
ヤンカーの大好きなアルバム Best 3 には絶対入る超お気に入りです。1997年の夜はメキメキ第1回目の放送でも紹介したほど、僕にとって大事なアルバムなんです。

1曲目の放浪者 TRAMP(HOW IT IS) の荘厳なイントロとコーラスがFade in で最高潮に盛り上がったところで、"Fasten your seat belt !"のシャウトでガンガン演奏が始まりますが、リズムチェンジしてからはブルース・フィーリングもある低音でつやのあるボーカルが渋いです。
ベースのアル・ロバーツはキーボードも担当しているので、3ピースのヘビーロックと様式美を兼ね備えた楽曲が特徴です。
ぜひアルバムを手に入れて、1曲目の「放浪者 TRAMP(HOW IT IS) 」~2曲目のCrazyの流れで聴いて欲しいです。
Crazyのギターはメチャかっこいいですから!


3、SWEAT SWEAT SURRENDER / BBA (Beck,Bogert & Appice)

1973年 Beck, Bogert & Appice

なんか僕の思春期3連発になってしまいましたが、これはまた、お気に入り中のお気に入り!なんです。
スティービー・ワンダーからもらった曲「迷信」のカーマイン・アピスのドラム・パターンで、ハイハットの鋭いクローズでバスドラと同時にヒットするシンコペーション!口で言うと(ダ・ピシッ!ピシッ!)!このフレーズを世界中に普及させた思ってます。※コージー・パウェルもよく使いますが、迷信ではリフの間中ズーットやるし、有名曲なんで・・・すみません。
僕の高校時代のバンド、Sweat Leaf でも、迷信、Sweat Sweat Surrender はよく演奏してました。
このころのライブ盤、ベック・ボガート&アピス ライブ・イン・ジャパンも当時の生々しいド迫力音源ですので、ぜひ聴いてみてください。



スマッシュ・ウエキのブレイク・ポイント

今回はロイ・ウッド Roy Wood の特集です。
ロイ・ウッドは60年代から活躍して、The Move、ELO、Wizzard やソロ名義でイギリスではトップ10に16曲も入れてるそうです。
今回は1969年に録音してお蔵入りなって1973年にやっと発売になったアルバムから紹介します。


ロイ・ウッドはソング・ライティングはもちろんですが、マルチ・プレイヤーぶりも凄くて、アルバムのすべての楽器を演奏し、コーラスではロイに声質のよく似た子供のようなハイトーン・ハーモニーだと思っていたら、自分の声をテープ早回しで作ったそうです。おまけにジャケット・デザインまで自分でしたそうです。
そこで、よくポール・マッカートニーのラムと比較され、ミュージシャンからも高い評価を受け、ファンも多いそうです。

・ Songs Of Praise
・ Rock Down Low
・ Dear Elaine
・ Wake Up
・ Nancy Sing Me A Song


4、Quando Quando Quando / エンゲルベルト・フンパーディンク ENGELBERT HUMPERDINCK

最近、車のCMにも使われていましたね。
トム・ジョーンズの良きライバル、キング・オブ・ロマンス:エンゲルベルトも大好きなんです。特に「太陽は燃えている」僕の十八番です053


5、She's a Lady / トム・ジョーンズ

1971年
これも、よく歌います。
特に高校の同級生たちとウエキさんの店「ぴえろ」に行くと、この辺は盛り上がりますね~053


それではまた来週!  

Posted by ヤンカー  at 00:25Comments(0)

2012年04月16日

夜はメキネキ 4月15日放送分

1、灼熱の大彗星 I Got the Fire / モントローズ Montrose

モントローズ 1974年 PAPER MONEY

日本ではこの2ndアルバム Paper Money が先に出ました。
B'z の松本孝弘のソロ Rock'n Roll Standard Clubではドラムの樋口宗孝(ラウドネス)がリクエストでこの I Got the Fire を収録しています。
やっぱりドラマーはみんな好きになるんですね~。

僕が高校の頃、バンドのギター隈がこのLP持っていて、早速レパートリーにしてこの曲をやりました。
リーダーでギターがロニー・モントローズ。
ボーカルは、VAN HALEN の2代目サミー・ヘイガー!
ドラムは、HEARTに行った、デニー・カーマッシ。
ベースのアラン・フィッツジェラルドは後にナイトレンジャーのキーボード。

当時、西海岸のツェッペリンとか言われてましたが、 Voice of America サミーのハイトーンは強烈でした。
この曲で印象的なのは、リフの間のブレイクで繰り出す、デニーのバスドラを強調した様々なパターンのフレーズなんです!

14年程前に、夜メキの番宣にもこの曲を使わせていただきました。


2、Love Child / Deep Purple

1975年 Come Taste The band
4月1日放送人事異動特集の時も少し書きましたが、看板ギタリスト、リッチー・ブラックモアが抜けて Tommy Bolinが入ったアルバムですが、個人的には大好きです。
同じ年にTommy Bolinがソロで出した Teaser も愛聴盤です。 Jeff Porcaro が4曲ドラム叩いてますが、ハイハットやシンバルの音が物凄く綺麗で痺れます!


3、Against the Odds / ユーライア・ヒープ URIAH HEEP

1995年 Sea of Light
70年代初期の対自核や Easy Living、July Morning、Sunrise などで人気だった ヒープがデビュー25周年に、この強烈なハードロックナンバーで、健在ぶりを示してくれました。
ロック・キーボーディストでパープルのジョン・ロードと並び称されたケン・ヘンズレーも勿論ですが、ミック・ボックスのこれぞハードロック!って感じのチョーキング、ギンギンのギター・サウンドが素晴らしい曲です。

ウエキさんの店ぴえろのお客さんが、このギタリスト、ミック・ボックスと東京でばったり会ってサインもらったそうです。
できれば、大音量で聞いてください(笑)
気持ちいい~!


スマッシュ・ウエキのブレイク・ポイント

今週はウエキさんオススメのアメリカン・ブギ・バンド「BLUE MONEY BAND」の特集です。
ウエキさんもジャケ買いしたので、このバンドのことはあまり良く知らないらしいです(笑)
ウエキさんが、昔見たレコード・ジャケットが印象的でずっと気になっていたそうですが、やっとCDを見つけ即、ジャケ買いしたらしいですが、一度聞いて忘れていたら、またNet でこのCDが目に入って、反射的に注文して届いてから2枚あるのに気づいたそうです。収録のあと1枚頂きました(笑)
ウエキさんのツボを押さえた印象的なジャケットなんですね。


ジャケットをよく見てください。
左側は1ドル札で中のメンバーもパッとしない風貌で写ってますが、右側は、100ドル札で車もピカピカ、ファッションもリッチになってます。

・No Money Down
・Have Mercy
・Run When you Lodi
・Coaxial
・Can't Get Staff
予備知識なしで、聞かせてもらいましたが、なかなかご機嫌なバンドでした。
アメリカ南部あたりのライブで人気なのかもしれないですね。
何の資料もありませんが・・・


4.Sweetest One / Luther Vandross

1982年 Forever,For Always,For Love
フェンダー・ローズのゆったりとした甘美なイントロに乗せてルーサー・ヴァンドロスのセクシーな語りで始まり、目の覚めるようなリズムがメロディーとユニゾンでダンサブルな曲に一変します。
、心地よいアーバン・コンテンポラリーな曲で、よくディスコに通った頃を思い出すお気に入りのアルバムです。
ディオンヌ&フレンズが歌うバカラックの、愛のハーモニー(That's What Friends Are For)の映像(PVのフレンズはスティービー、エルトン・ジョン、グラディス・ナイトですが)で、スティービー、ホイットニーと並んでルーサーが歌うライブ映像ではルーサー節で観客を沸かすシーンがありますので、探して見てください。


5、Since I Don't Have you / Art Garfukel

1979年 Fate for Breakfast
このアルバム廃盤なのか、中古で5~6000円になってます。
念のため、アート・ガーファンクルは、サイモン&ガーファンクルの身長も声も高いほうの人です。
レコードの帯には「世界一美しい声の持ち主」と書いてありました。
この曲はいろんな人が歌ってますが、 Guns N' Roses も歌ってますね。

これも僕のお気に入りアルバムですが、天気のいい日の朝食をゆっくり取れるときには、ドンピシャですよ。




では、また来週!  

Posted by ヤンカー  at 00:49Comments(0)

2012年04月10日

夜はメキメキ 4月8日放送分

1、夜のハリウッド Hollywood Nights / Bob Segar & The Silver Bullet Band

1978年ボブ・シーガーの疾走感の小気味よいロックナンバー。
L.A.やNYには移さずデトロイトをホームに活動する、デトロイトの巨匠。
スマッシュ・ウエキさんも大ファンで、1960年代からすべてのアルバムをおもちだそうですが、1stから7thまでは日本では発売されなかったそうですが、アメリカでは絶大な人気のようです。
Hollywood Nightsのライブ映像を見ると、何万人いるんだろうかという大観衆の熱狂ぶりが凄いです。


2、ヘイ・トゥナイト Hey Tonight / CCR :Creedence Clearwater Revival

1970年のアルバム Pendulum からシングルカットされた、雨を見たかい Have You Ever Seen The RainのB面がこの曲ですが、イントロのジョン・フォガティーのギターと分厚くストレートな3声のハーモニーが心地よく飛び込んできます。
僕が中学生の頃ですが、 Have You Ever Seen The Rain は英語の文法で現在完了形の習いたてで、特に印象が強く、同世代には凄く人気がある歌です。


3、 Arrested For Driving While Blind / ZZ TOP

1975年テハスTejasから。
当時LPで買いましたが、内ジャケが見開きで3人の写真がギター、ベースが並んで横向きに腰を落としたポーズがカッコよくて、その巨大なメンバーの背景がテキサスの荒野のような感じで、見開きいっぱいに連なる ZZ TOPのツアートラック壮観でした。
1曲目の It's Only Loveは特に大好きでイントロのドラムが重くて、間奏のハーモニカソロの部分でもドラムのバスドラがツェッペリンのジョン・ボーナムばり(Good times Bad timesや Out On The Tiles)が気持ちいいんです。
その曲が終わったと思ったら、すかさずこの曲が始り渋いブギのシャッフルがまたカッコいいんです。



スマッシュ・ウエキのブレイク・ポイント

今回はカーペンターズがカヴァーした曲の特集です。
兄リチャード・カーペンターはアレンジの能力も素晴らしく、カバーした曲はオリジナルを上回る完成度で、世界中に親しまれる作品にしあがってます。
1970年から1974年までは毎年グラミーの最優秀アレンジメント賞にノメネートされてます。

・遥かなる影 / リチャード・チェンバレン
・ウォーク・オン・バイ / ウイ・ファイブ
・ソング・フォー・ユー / レオン・ラッセル
 レオン・ラッセルはスーパー・スター、マスカレードも提供してますね。マスカレードはジョージ・ベンソンもカヴァーしてるから、印税あちこちから入ったんでしょうね~。

・愛のプレリュード / ビル・メドレー
・ハーティング・イーチ・アザー / ルビーとロマンティックス
・愛は夢の中で / ダイアナ・ロス


4、オン・ザ・ビーチ / クリス・レア

1986年 On the Beach 
渋い声でおしゃれなAOR系ですが、アメリカよりイギリスでの人気が高いシンガー・ソング・ライターで、アルバムも総売り上げで3000万枚以上というから、凄いです。


5、ヘブン / ブライアン・アダムス

1984年のアルバムRecklessから。
実に6曲をトップ20に送りこんだ、大ヒットアルバムです。
カナダを代表するロック・スター。白のTシャツにジーンズがトレードマークで、爽やかなルックスに渋いロックボイスカッコいいですね。
ティナ・ターナーとのデュエットのIt's only love のライブ映像では、Guy from Canada! とティナがアナウンスで呼び出し、テレキャスターでイントロを刻みながら近寄ってくるのが、メチャかっこよくて大好きです。
ちなみにZZ TOP の It's only love とは同名異曲です。あ、もちろんビートルズの曲ともまったく違います。
ロック・チューンからヘブンのようなバラードまで、ブライアンの声は沁み渡ります。


では、また来週!  

Posted by ヤンカー  at 17:29Comments(0)

2012年04月10日

夜はメキメキ春の2時間スペシャル!人事異動編

春は、学校や職場など、異動のシーズンですね。
そこで、夜メキでは洋楽シーンでの人事異動がらみ(メンバー交代やら、レーベル移籍など)の話を交えて選曲してみました!

1、Tattoo / VAN HALEN : A Different Kind of Truth 2012

ご存じヴァン・ヘイレンは、1978年You Really Got Me(キンクス1964年)のカヴァー曲でデビューしアルバム炎の導火線は現在まで1000万枚以上を売り、今までのすべてのアルバムでは8000万枚を売るモンスターバンド。
ギターのエディー・ヴァン・ヘイレンのライトハンド奏法はギター革命と言われギタリストたちの度肝を抜き、新しいギターヒーローとして一世を風靡しましたね。
映像のない当時レコードやラジオを聴いて、指が届くはずのないフレーズが超早引きで聞こえるのだから、世界中のギタリストたちに衝撃を与えたんでしょう。
現在メンバーは、
Edward Van Halen - Guitars, Keyboards & Chorus
Alex Van Halen - Drums & Chorus
David Lee Roth - Lead Vocals(1978-1985、1996、2007-)
Wolfgang Van Halen - Bass & Chorus(2006-)エディーの長男
元メンバーは、
Sammy Hagar - Lead Vocals & Guitars(1985-1996、2004-2006)元モントロ-ズ
Gary Cherone - Lead Vocals(1996-1999)エクストリーム
Michael Anthony - Bass & Chorus(1978-2006)

初代ヴォーカリストの”ダイアモンド”デイヴ・リー・ロス David Lee Roth が再び復帰したのが今作で、紙が短くなってド派手なマーシャルアーツばりのハイキックやジャンプ力が多少(笑)落ちてるものの、どすの利いた声は健在です。
モンスターバンドのフロントマンで人気者の跡を継いだ2代目のサミーヘイガーも、4枚のアルバムが全米1位になるという活躍でした。
しかしベースだったマイケルアンソニーはサミーのハイトーンの更に上のパートを完璧にコーラスできるから、これも凄いと思います。二人は脱退後も仲良く活動してます。
一人前になった息子(ウルフギャング)が父(エディー)の会社(VAN HALEN)に重役(バンドメンバー)で入ってきたって感じでしょうか・・・



2、Only The Lonely(1960年) / ロイ・オービソン Roy Orbison

もっとも有名な曲といえば、Oh, Pretty Woman(1964年/全米1位・全英1位、これも1980年にVAN HALENがカヴァー)ですが、ヒットに恵まれなかった所属会社RCAからモニュメントレコードに移籍し、この曲Only The Lonelyで大ヒットし以後ヒットを連発するようになったそうです。
実力や才能を発揮できる職場にめぐり逢えたらしあわせですね。

 
3、紫の炎 BURN(1974年) / Deep Purple

ディープ・パープルも人事異動の激しいバンドですね。
第1期:1968年デビューのハッシュ(クーラ・シェイカーもカヴァー)が有名。Vo.Rod Evans
第2期:1970年の名盤 IN ROCK から、Vo.イアン・ギラン(Ian Gillan)に変わり、Led Zeppelinと人気を二分したハードロック時代に。ハイウェイスター、Smoke On the Waterで超有名な、マシンヘッド( Machine Head 1972年)や、ライブ・アルバムの最高傑作ライブ・イン・ジャパンなど、人気の名盤多数。

第3期:イアン・ギランからデヴィッド・カヴァデイルDavid Coverdaleにヴォーカルが変わり1974年に出たBURNは、パープルFanの心配を吹っ飛ばす、強烈なインパクトのある最高のロック・チューンでした。
Burn 以外にもカヴァデイルのブルージーな熱唱が気持ち良い Mistreated も名曲ですね。
リッチーはレインボーでも Mistreated をロニー・ジェイムス・ディオのボーカルでやるぐらい、お気に入りの曲なんでしょうね。
ベースもRoger GloverからGlenn Hughesに交代しました。

その後、人気のカリスマ・ギタリスト、リッチー・ブラックモアが脱退してレインボーを作り、後任のギタリストにTommy Bolinが入った、1975年のアルバム Come Taste The band も個人的には大好きです。Tommy Bolinのソロ Teaser もいいですよ。



4、I Surrender / Rainbow

ボーカルはジョー・リン・ターナーで、1981年リリースの Difficult to Cure からです。
リッチー・ブラックモアはレインボーでも4度ボーカル(ロニー・ジェイムス・ディオ→グラハム・ボネット→ジョー・リン・ターナー→ドゥギー・ホワイト)を変えますが、それぞれ個性的で魅力的な人材を抜擢してます。

ついでに、ホワイトスネイクを作ったカヴァデイルは、かつての上司、大御所ジョン・ロード、イアン・ペイス、ロジャー・グローバーを迎えたり、次々と素晴らしいギタリストやドラマーを起用して大成功しています。
1987年のアルバム、白の蛇紋章は、Still of the Night、Here I Go Again 、Crying in the Rain、Is This Love、Bad Boysなどライブでも必ず演奏される人気の名曲ぞろいで1000万枚以上のメガヒットです。
カヴァデイルは、PVを見てもパープル時代よりも痩せてイケメンになったし、60歳になってもますます音域も広がり現役でトップシンガーの貫録です。


5、Just A Chance / バッドフィンガー Badfinger

1974年のアルバム Wish You Were Hereから。
代表曲の嵐の恋:No Matter What、Day After Day の頃は兄貴分ビートルズと同じ青リンゴのアップル・レコードでしたが、このアルバムはワーナー・ブラザースから。



6、Every Picture Tells a Story / ロッド・スチュアート

1971年マーキュリー・レコードから。ワーナーからの移籍。
ロッド・スチュアートはイギリスでの下積み時代を経て、1968年のジェフ・ベック・グループ参加から世界的に有名になり、フェイセズの後は、大物ソロアーティストとして第一線で活躍中です。
ドラムがカーマイン・アピスとすぐ分かる、Hot Legs 収録の「明日へのキックオフ」もお気に入りですが、ジェフ・ベックのアルバム Flash で久々に共演した People Get Ready のPVは今でも見るたびに泣きそうになります。



7、Glory Of Love / ピーター・セテラ


シカゴを脱退してソロになった1986年初のソロアルバム Solitude/Solitaire から。映画ベストキッド2の主題歌。
ロッドもピーターもですが、一流のシンガーは、会社(バンド)辞めて独立しても成功してるんですね。



8、お気に召すまま Anyway You Want It / ジャーニー Journey

1980年のアルバム Departure からのヒット曲。
ジャーニーはサンタナにいた、若き天才ギタリストニール・ショーンとキーボードのグレッグ・ローリーが独立して元ジェ・フベック・グループのエインズレー・ダンパー等とバンドを結成。
1975年の1stアルバム、宇宙への旅立ち ではローリーが歌ってますが、当時高校生だった僕のバンドでも「時の彼方へ」(ベースとドラムのキメのユニゾンのリズムフレーズが1、2、3番で徐々に変わっていくのが渋い!)を演奏していたので、大好きなアルバムでしたが、あまり売れなかったようです。

そこで、ボーカルにスティーブ・ペリーを迎えて1978年にINFINITYが売れてからは、EVOLUTION 、DEPARTURE、ESCAPE、FRONTIERSとアルバムは売れまくり、No.1アメリカン・バンドといわれるほど成功しました。
しかし看板ボーカリスト、スティーブ・ペリーは脱退してしまいソロになり、2000年に声質のよく似た同じ名前の、スティーブ・オージェリーでアルバム「アライヴァル」を出す。

そして2007年に、ニール・ショーン自身が、YouTube でジャーニーを見事にカヴァーしていたフィリピン人シンガーのアーネル・ピネダを発見し、スカウトしたそうですが、黄金期のペリー時代の曲は、そっくりに、新曲ではアーネルの個性も出しつつ素晴らしいボーカルを聴かせてくれてます。
YouTube の力はすごいですねー。

Boston もボーカルBrad Delpが亡くなった後、彼の死去を追悼してカラオケに合わせて歌った後任のヴォーカルになるTommy DeCarloの動画を、Tom ScholzがMySpaceで見つけてスカウトしたそうですが、彼は小売チェーン店マネージャーだったそうです。
実力を見てもら機会があれば、正当な評価が受けられるんですね。



9、Back In Black / AC/DC

カリスマ・フロント・マンでボーカルのボン・スコットの死後、1980年にブライアン・ジョンソンを迎えてのアルバムで、総売り上げ4900万枚を超え、マイケル・ジャクソンのスリラー次ぐ、世界で2番目に売れたモンスター・アルバム。
MCのドスの効いた声からは想像もつかないほどの金切り声は、65歳とは思えないほど健在です。
映画アイアンマン2では、AC/DCの曲がベスト・アルバムなみにかかりますが、サウンド・トラックの中でこのアルバムの中から、Shoot to Thrill 、Back IN Black、Have a Drink on Meが収録されてます。
特に映画のオフィシャルなPVでは、Shoot to Thrillのライブ映像に映画を組み合わせたもので、メチャカッコいいです!


長くなってしまいました・・・4月8日放送分も近くアップしますicon10  


Posted by ヤンカー  at 03:24Comments(0)