2012年04月30日

夜はメキメキ 4月29日放送分

1、ミシシッピクイーン Mississippi Queen / マウンテン Mountain
夜はメキメキ 4月29日放送分
1072年 悪の華 Flowers of Evil

1971年のフィルモア・イーストでのライブ音源です。
イントロのカウベルがスタジオ盤よりデカイ音で鳴り響くと、会場が大歓声に包まれます!
やはり、ミシッシッピクイーンは人気ありますね。
カウベルやタムの使い方が特徴的な個性派ドラマーのコーキー・レイング。
巨漢でワイルドなボーカルと、マイケル・シェンカーやザック・ワイルドなどのギターヒーロー達も憧れるギタリスト、レズリー・ウエスト!ライブでは得意技ピッキング・ハーモニクスが鳴りまくります。
目立たないけど、キーボードのスティーブ・ナイト!ライブではギターも弾いてサポートしますが、ミシシッピクイーンではリフの間に入る、あの特徴的なピアノのフレーズがしっかり効いてます!
それらをしっかりまとめるリーダーでプロデューサーのBa.フェリックス・パパラルディの存在感はさすがですね。

リーダーでプロデューサーのフェリックス・パパラルディ(Bass)のセンスがいたるところに光ります。


2、Fool For Your Loving / ホワイトスネイク WHITESNAKE
夜はメキメキ 4月29日放送分
1980年 フール・フォー・ユア・ラビング READY AN' WILLING

4月1日放送の人事異動編でも少し書きましたが、Deep Purple 解散後、デヴィッド・カヴァデイルをロジャー・グローバーがプロデュースして、キーボードに御大ジョン・ロードを迎え、更にこのアルバムからドラムにイアン・ペイスまで参加し、かつての先輩が勢揃いしました。
しかし、なんといってもソウルフルなカヴァデイルなボーカルと、ミッキー・ムーディーとバーニー・マースデンのブルース・フィーリングたっぷりのツインギターがまた渋いんですよ!

3、アイム・セクシー Da Ya Think I'm Sexy ? / ロッド・スチュアート Rod Stewart
夜はメキメキ 4月29日放送分
1978年 スーパースターはブロンドがお好き Blondes Have More Fun

ディスコブームに乗っかった、ロッドのNo.1 獲得アルバム。もちろんシングルのアイム・セクシーも No.1 !
この曲に強烈なインパクトを与えているのは、リズムセクションの力です。
出だしの強烈なギターのカッティング&ドラムと、あの印象的なベース「ベッベケ・ベッベケ・ベッベケ・ベッベケ053」のフレーズですね!
前作「明日へのキックオフ」から、ロッドのバンドのドラムはBBA のカーマイン・アピス、ベースがBlow By Blow でおなじみのフィル・チェンです。ってことは・・・Jeff Beck つながりでしょうか?


スマッシュウエキのブレイク・ポイント

今回は70年代初期にイギリスに300軒以上あったといわれるパブで活躍してた、パブロック系の人気バンド、Help Yourself の特集です。
夜はメキメキ 4月29日放送分
1972年の 2nd album Starange Affair
1974年の 4th album The Return Of Ken Whaley
から、ウエキ・マスターのお気に入りを紹介します。

・Strange Affair - 2nd
・Pioneers Of The West In The Head -4th
・Brown Lady -2nd

・Movie Star - 2nd
・Blown Away -4th


さ、再びピエール・ヤンカーの選曲で、AOR系で行きましょうね。

4、I Keep Forgettin (Every Time Your Near) / マイケル・マクドナルド Michael Mc Donald
夜はメキメキ 4月29日放送分
1984年 思慕(ワン・ウェイ・ハート)

う~ん、たまりませんね~。
このイントロのフェンダーRohades のほわ~っとした響きに、キレのいい16ビートのリズム!
エンディング近くで見せる、ベースとバスドラムがシンクロする3連(いや6連系かな?)の タッタカタタータ・タッタカタタータ・ウッバッウバッッバ!を、さりげなく1っ箇所だけ入れるところが、プロの技でオシャレです!

5、愛はむなしく Night Moves / マイケル・フランクス Michael Franks
夜はメキメキ 4月29日放送分
1975年 THE ART OF TEA

やっぱり、AOR と言えばこの人でしょう!
僕が大学生で上京したころは、クロスオーバー~フュージョンで技巧派のスタジ・ミュージシャン全盛の頃で、STUFFやクルセイダーズが一躍注目されてました。
その頃でた、このアルバムは散々聴きまくりましたが、今でも愛聴盤です。

レコーディング・ミュージシャンの顔ぶれがまた凄くて、クルセイダーズからジョー・サンプル、ラリー・カールトン、ウイルトン・フェルダーの3人や、サックスには、デヴィッド・サンボーン、マイケル・ブレッカーなどが参加しています。
その渋い演奏の中で、力まない優しいマイケル・フランクスの声に癒されるんです。

このころ、他によく聴いてたのが、ラムゼイ・ルイス やジェフ・ベックのBlow By Blow 、ケニー・ランキンとかですね。


ということで、また来週!




Posted by ヤンカー  at 12:00 │Comments(0)

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